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よくいただくご相談
こちらのページでは、よくいただくご相談内容をご紹介しています。気になっていること、お知りになりたい内容がございましたら、下の項目をクリックしてください。

Q0はーとふるでは、子どもへどのような指導を行なっているのですか?また、実際に見学をしてご相談したいのですが…。

Q15歳の男の子の母親です。お箸の持ち方や、裾をズボンにしまうことなど教えたいのですが、嫌がってやりません…。

Q2保育園の年少の女の子の母親です。まだことばをしゃべりません。しゃべれないせいかお友達に噛み付いてしまいます…。

Q34歳になったばかりの男の子の母親です。息子は自閉的傾向があります。保育園に通っていますが、時間排泄には参加しておらずオムツを着用していますが、なかなかオムツが取れません…。

Q4年中の男の子です。言葉を話し、自分のことは一応自分ですることができます。困るのは、勝手に鍵を開けて家を出て行ってしまうことです。行き先は近くの公園です。そこの小川を見ています。鍵の数を増やしましたが、開けて出て行ってしまいます。どうしたらいいでしょうか。

Q55歳の男の子です。月に1回作業療法を受けることになったのですが、そこでOTの先生に「ボディイメージを養う為に、もっとベタベタ触れ合った方がいい」とアドバイスされました。幼児の場合、運動でボディイメージを養うというだけでなく、抱きしめたり触ったり触られたりを大事にすることも必要ということでしょうか?

Q65歳の男の子(年中)です。この頃、幼稚園でおちんちんを触っていることが多いと先生から報告を受けました。必ず廊下にいる時で、トイレを我慢しているようではないようです。どのように注意をしたらよいでしょうか?

Q75歳の男の子(年中)です。幼稚園の廊下に「猫避けのセンサー」が取り付けられたら、それに見入ってしまいます。これまで「着替えます」「片付けます」など、従えていた指示にも応じられなくなりました。どのようにしたらいいのでしょうか?

Q83月生まれの3歳の男の子(年少)です。通っている幼稚園に、活発で目立つ仲良し4人組(同年齢の男児ばかり)がいます。息子はその中に入りたいようですが、入れてもらえません。彼らが「闘いごっこ」などで勇ましいので、憧れているようです。先生に聞くと、仲間に入れてもらえないことが原因でケンカになることもあるそうです。

Q9小学1年生の男児です。特別支援学級に通っています。気に入らないことがあった後、大人しい子の腕を噛んでしまいます。喋ることはできますが、自分の思いを言葉で表現するのはまだ難しく、多動なタイプです。



Q0:
 はーとふるでは、子どもへどのような指導を行なっているのですか? また、実際に見学をしてご相談したいのですが・・・。

A0:
 はーとふるで行なう指導につきましては、『はーとふるの「療育」とは』のページでご紹介しています。また、週に1回の特別相談日を設け、実際に子どもが過ごす環境をご覧いただいております。
 ⇒詳しくはこちら『はーとふるの「療育」とは

Q1:
 5歳の男の子の母親です。お箸の持ち方や、裾をズボンにしまうことなど教えたいのですが、嫌がってやりません。それでも教えようとすると泣いて抵抗します。教えている方もイライラしますし、家族もそこまでしなくてもと言います。自分で自分のことはできるようになって欲しいとは思いますがうまくいきません。どうしたらいいのでしょうか。

A1:
 子どもたちは、ある一定の時期に自分で自分のことをしたがるようになります。でも、その時期は大抵自分ではうまくできない時期であったりします。大人がやった方が早いですから、ついつい手を出してしまいがちです。きっと、このお子さんも「自分で」のサインを出していた時期があったことでしょう。ただ、そのサインが弱くて大人が読み取れなかったかもしれませんし、発達に障害を持つ子どもたちは不器用で、大人の側が待ちきれずに手を出してやってしまったのかもしれません。そのうちに子どもは「やってもらう方が楽」という依存を覚えてしまったのでしょう。やってもらうのが当たり前になっているので、抵抗するのだと思います。

 まず、お母さんが「自分でできるようにする」という目標を持って、子どもさんが泣いても毅然とした態度で接することが大切です。子どもにとって「泣く」ことが嫌なことをやらなくて済む「切り札」になっている可能性もあります。泣いても、やらなければいけないことは教えるんだという「決め」が気持ちの中にあれば、それは子どもにも伝わります。1回や2回の取組みでうまくいくわけではないですが、根気よく続けることです。そのうちに、泣いてもダメなんだということを子どもは理解します。

 ただ、この時にお母さんが感情的にならないことが大切です。お母さんがすっかり怒ってしまっていると、その雰囲気が家族を不安にさせます。そうなると「そこまでしなくても」と横から口を出したくなります。普段から、家族に理解を求めて話をすることも大切ですね。そして何より、子どものできた姿を存分に褒めることです。子どもも「できた」喜びを味わい、自信を持つことでしょう、ご家族もその姿を見ることできっと理解をしてくださることと思います。あとは【1】自分の身体の動かし方がわからない、【2】介助の仕方が下手で痛いなどもあります。日常的に運動に取り組み、自分の体の動かし方を学ぶ必要があります。

Q2:
 保育園の年少の女の子の母親です。まだことばをしゃべりません。人の言うことはある程度わかっているようですが、しゃべれないせいかお友達に噛み付きます。気に入らない時だけでなく、自分より小さい子にはこれといった理由もなく挨拶代わりのように噛み付きます。きつく叱った方がいいのでしょうか。

A2:
 お子さんは、まだことばが出ていないこともあって、普段の保育園生活でコミュニケーションのストレスがあるかもしれませんね。しかし、そうだとしても人に噛み付いた時には、それはいけないことだとはっきり教える必要があります。保育園の先生にもお願いして、もしも噛み付きそうな時は(気に入らない時や相手が自分より幼いなど、噛み付く場面は予測ができそうですね)、噛み付きそうになったその子の動きを止めて「いけない」「噛んじゃダメ」と叱ることです。そして「人は大事」と教えましょう。お友達を噛んでいては、そのうちお友達から嫌われてしまいます。

 将来的にも、人の中で暮らしていくためには最低限守らなければならないことがあります。人を傷つけない、嫌がることをしないというのもその一つです。お家でもお母さんや家族に対して噛んだり叩いたりすることを許さないようにしましょう。子どもの体は年々大きくなります。幼い頃から、人を「大事」にすることを教えていかないと将来困るのは本人です。

 また、おもちゃを取られそうになったなど、本人が気に入らない場面で人を噛みそうになった時は、「おもちゃを取られたくないのね」と本人の気持ちを汲み取ってから「貸してって言うのよ」と、とるべき行動やことばを教えましょう。まだ分からないからと「分からない子」扱いをしないで、教えるいいチャンスだと思って接していくことが大切です。このような関わり方は、保育園の先生と連携を持ち、家庭と園とで対応が同じになるようにするといいでしょう。子どもが学び取る力を持っていると信じて、関わり続けることで子どもは変わっていきます。

Q3:
 4歳になったばかりの男の子の母親です。息子は自閉的傾向があり、知的にも遅れがあるとの診断を受けています。保育園に通っていますが、時間排泄には参加しておらずオムツを着用しています。一度思い切ってパンツにしてみましたが失敗も多く、冬に風邪をひいたこともあってオムツに逆戻りしてしまいました。時間の感覚も短く、おしっこを溜めてしないでチョロチョロ出るようです。まだ、オムツは取れないのでしょうか。

A3:
オムツの中に排泄をする期間が長いと、そのことが当たり前になってしまいます。そうならないうちに、トイレでの排泄を目指して取組みを開始しましょう。障害もあるし、時間の感覚も短いので、まだ無理かなとの思いが頭をかすめるでしょうが、誰でもトイレでの排泄は自然とできるようになったのではなく、教えられてできるようになったのです。子どもも、トイレで排泄できるようになれば爽快になります。学び難さを持つ子どもたちですが、大人が「いつかできる」と信じて、ゆったりした気持ちで、でもあきらめないで取り組むことが大切です。

 トイレトレーニングは、春から夏にかけての暖かい時期に始めるのがいいでしょう。薄着で着脱が楽ですし、トイレに長く座っていても寒い思いをしないで済みます。トイレに連れて行って座っている時間ですが、5〜10分であきらめてしまわないで、出るまであの手この手で子どもを座らせ続けましょう。初めの1回が出たら大いに褒めます。持久戦で大人の側が辛くなってしまうこともあるでしょうが、トイレで怒らないようにしましょう。子どもにとってトイレが怖い場所になってしまいます。

 トイレで排泄する、その成功体験が積み重なると、子どもは「トイレ=オシッコをするところ」が理解できるようになります。少しはガマンもできるようになってオシッコが溜まったサインを「もじもじする」などの動作で表現できるようにもなります。そんな時は「オシッコだね。トイレに行こう」と誘いましょう。でも、うまくいくときばかりではありません。トイレでできるようになったかと思ったら大量のおもらしということもあります。「すぐにできるようにはならなくても、いつか必ずできるようになる」と信じて、お母さんが大らかな気持ちで構えることも大切です。

 トイレでの排泄ができるようになったら、その後の始末もおいおい教えていきましょう。男の子ということもあり、いつまでもお母さんがトイレに付き合うわけにもいきませんね。自分でお尻拭く、水を流す、服の裾をズボンにしまう、手を洗うなど一連の行為を自分でできるようになることが、本人の生活の自由度を広げます。


Q4:
 年中の男の子です。言葉を話し、自分のことは一応自分ですることができます。困るのは、勝手に鍵を開けて家を出て行ってしまうことです。行き先は近くの公園です。そこの小川を見ています。鍵の数を増やしましたが、開けて出て行ってしまいます。どうしたらいいでしょうか。

A4:
お子さんが勝手に外に出て行ってしまうということで、親御さんとしては事故にあわないだろうか事件に巻き込まれるのではないかと、さぞかしご心配されることでしょう。鍵を増やして勝手に出て行けないようにしているとのことですが、お子さんは勝手に出て行くのはいけないことだと理解していますでしょうか。例えば「ダメよ」と言えば「はい」と言う、叱れば謝るなどの行動がみられても、本当に出て行ってはいけないことを理解しているかどうかもう一度見直してみることが必要なのではないかと思います。

先ずお子さんに「行ってもいい?」と親にきく態度を学んで欲しいですよね。親にきくことなく、自分で難しい鍵を何個もはずして外に出て行ってしまうお子さんは、外に勝手に出て行ってもいいと誤解している可能性があります。それは、決定権の誤解でもあります。
外に出て行っていいかどうかは自分が決めていいと思っているのです。出て行く前に「親にきく」というやり取りが必要であることも学んでいないのでしょう。

お母さんも家事で忙しいでしょうし、四六時中見張っているわけにもいきませんよね。いつもというわけには行きませんが、時間を決めてお子さんが出て行きそうなときに(鍵を開け始めたら)、すかさず「ダメ!」と言って行動を止めてください。出て行かれてしまってから連れ戻し、こんこんとお説教するよりもやる前に行動を止める方がお子さんは何がいけないのかよく分かります。

そして、ダメなことと一緒に好ましい行動も教えます。ダメで止めたら、言葉で伝えるか靴を差し出すなどの行動も教えてお母さんに「出て行ってもいい?」と尋ねるように伝えます。初めのうちは、そのやり取りをしたらお母さんも付き合って公園までちょっとお散歩に出かけてあげるといいでしょう。「小川を見たら帰るよ」「帰るのはお母さんが決めるよ」などと、行く道すがら約束するといいですね。そのうち、「出て行ってもいい?」ときいたらいつでも出て行けるわけではないことも教えてください。「後で」「今はダメ。明日ね」と言って、ガマンさせてください。

泣いて怒ったりすることもあるでしょうが、決定権を誤解したままだと生活のいろいろな場面で困ることがたくさん出てきます。初めのうちは、やるだろうなという場面を見張っているなどの苦労がいりますが、行動を止めて「人にきく」というやり取りを学ばせてください。鍵を何個もつけるよりも効果があります。

ちなみに外出も含め、大人への確認行動は2歳半ばくらいからでてきます。ただこの際には、「出て行ってもいい?」という文章は話せず「(オソト)いい?」という単語か二語文です。あと確認行動は、冷蔵庫からジュースを出して飲む、道具を使うなど生活全般で確認しなくてはいけないことを教えないと、無断外出場面だけでは身につかない可能性があります。子どもに言わせることばの内容、生活全般に自分勝手にさせない仕組みにするの二点を頑張ってください。



Q5:
 5歳の男の子です。月に1回作業療法を受けることになったのですが、そこでOTの先生に「ボディイメージを養う為に、もっとベタベタ触れ合った方がいい」とアドバイスされました。幼児の場合、運動でボディイメージを養うというだけでなく、抱きしめたり触ったり触られたりを大事にすることも必要ということでしょうか?

A5:
このようなアドバイスは結構多いと思います。 確かにボディイメージを作るのには、触覚や固有覚などが大切な働きをしますので、触れることも効果があります。しかし、触れ方は年齢なども考えていかないと、問題行動になってしまうこともあります。 赤ちゃんなら、抱っこやおんぶをするだけでなく、オムツを変えるとき、入浴のときなど色々な育児場面でも触れ合う機会はいくらでもありますので、 無理に触れる機会を作らなくてはならないというわけではありません。しかし、いくらボディイメージをつけるためと言っても、抱っこやおんぶを青年にしたら問題となりますね。 ボディイメージは、自分の身体を自覚的に動かして、その動きのフィードバックがあればよいので、特に触れなくても養うことはできます。 運動では、狭いトンネルを潜り抜けたり、ジャングルジムに登ったり、色々な遊具で遊ぶことがボディイメージを高めることにつながります。布団の下を這って潜り抜けるなどは、家庭でよくやる遊びですね。 その子が人に触れられることが苦手な子なら別ですが、そうでないのならやたらにべたべたするのは考えた方がよいと思います。目的を持って、背中たたきをしたり、ほめるときに握手をしたり、幼児なら瞬間ぎゅっと抱きしめることも構わないと思います。一般に学童になると、やたらに触れられることを避けようとする時期に入ります。 幼児でも、目的もなくべたべたするのではなく、目的を持って、メリハリをつけて触れて行くようにしていくとよいと思います。>> もし触れることを嫌がる子どもならば、乾布摩擦や軍手マッサージ、あるいは軽く叩くタッピングなどで、緊張を緩めながら、触れる機会を作っていくとよいと思います。
文:倉持 親優(社)発達協会 言語聴覚士・精神保健福祉士・健康運動指導士

Q6:
 5歳の男の子(年中)です。この頃、幼稚園でおちんちんを触っていることが多いと先生から報告を受けました。必ず廊下にいる時で、トイレを我慢しているようではないようです。どのように注意をしたらよいでしょうか?

A6:
一般的には、おちんちんを触るのは小学2年生頃までとされます。白昼夢を見ているような時に多いようです。男の子にとっては、特別なことではありません。大人から「おちんちんにさわると腫れる」「火事になる」「おねしょする」などといわれながら、男の子はさわらなくなります。息子さんには、「ダメよ」といいながらズボンから手を出させ、他の活動に誘いましょう。あまり周囲が気にしすぎないことも大切です。

Q7:
 5歳の男の子(年中)です。幼稚園の廊下に「猫避けのセンサー」が取り付けられたら、それに見入ってしまいます。これまで「着替えます」「片付けます」など、従えていた指示にも応じられなくなりました。どのようにしたらいいのでしょうか?

A7:
まずは、「センサーは猫のものであり、人のためのものではないこと」を伝えます。たとえば、「これは、猫さんのよ。Aくんはこっちで○○してね」と話してみます。また「おもちゃではない。子どもがあそぶ物ではないこと」も伝えます。そうやって、見入ったり触ったりしないようたしなめます。 逆に、子どもに飽きるまで見させるというのも一つの手段です。このような姿は、いつまでも続くものではありません。 機械・機器・器具に目がいくお子さんは、そういう物に興味・関心があるということですから、一概に悪いこととは言えません。機械・機器・器具に興味・関心があるお子さんは、将来、製造業などで働ける可能性があります。関心があることは評価し、「こだわり」と問題視しない気持ちも大切です。子どもは、大人が考えもしない物に興味を示すことがあります。お子さんにとってのセンサーも、その一つのように思います。

Q8:
 3月生まれの3歳の男の子(年少)です。通っている幼稚園に、活発で目立つ仲良し4人組(同年齢の男児ばかり)がいます。息子はその中に入りたいようですが、入れてもらえません。彼らが「闘いごっこ」などで勇ましいので、憧れているようです。先生に聞くと、仲間に入れてもらえないことが原因でケンカになることもあるそうです。親としては、4人組以外の他の子たちと遊べたらいいとも思いますが、本人は他の子の姿は全然目に入らないようです。入れてもらえないのですから、「遊ばないようにしたら?」と息子に言った方がいいのでしょうか?

A8:
A、お友達になりたい気持ちは、嬉しい成長の証ですね。男の子は3〜4歳頃から、お友達と「ヒーローごっこ」などダイナミックな遊びをするようになります。 さて息子さんが仲間に入れてもらえない理由としては、以下のようなことが考えられます。

1.「入れて」といわない。あるいはいえても、相手に判断を求めることなく強引に仲間に入ろうとする。
  (対応)「入れて」というように教えます。勝手に入ろうとするときには相手に決定権があることを教える必要があります。決定権は、日常 的に「□□はお母さんが決める。○○は〜ちゃんが決める」というように明確にしていきながら理解を促します。

2.唐突に叩く・蹴る・泣くなどの行動がある。
 (対応)乱暴してはいけないこと、「友だちは大事、大切」と繰り返し話します。衝動的に動くときには、それをやめるよう教えていきます。

3.順番を守らない
 (対応)子どもがお友達と遊べるようになる頃ですが、順番が待てるようになる頃ともいえます。子どもは、おおむね3歳前後から順番が待てるようになります。 順番が待てるようになるためには、必ず自分にも順番が回ってくるという理解が必要です。この理解のベースには、先のことを想像する力の高まりがあります。「次はAくんの番ね」などと、日常生活の中で「順番」を意識して教えていく必要があります。 順番は、体験を積み重ねることにより分かっていくものです。体験を積み重ねていくことが、子どもの理解を促します 友だちと遊ぶには、ある程度、感情がコントロールできることが必要です。怒りや悲しみを叩くや泣くなどで表現する子は、ほかの子とはなかなか遊べないでしょう。 「残念」「仕方がない」という言葉を教え、自分であきらめられるように促しましょう。あきらめることを体得していく中で、辛いことに耐えていく力が育ちます。 「残念」「仕方がない」は自分の気持ちを切り替える言葉の一つです。自分の気持ちを切り替える言葉を学んでいない子は、大人になっても自分の気持ちに振り回されてしまう可能性があります。

参考文献  『子どもが伸びる関わりことば26』 湯汲英史著  すずき出版

Q9:
 小学1年生の男児です。特別支援学級に通っています。気に入らないことがあった後、大人しい子の腕を噛んでしまいます。喋ることはできますが、自分の思いを言葉で表現するのはまだ難しく、多動なタイプです。

A9:
噛む子には、おおむね3通りがあります。一つは人を噛むと反応があるので、それを楽しむタイプです。おもちゃであそべずに、一人であそびます。
二つ目は、自分の意思が通らない、または不愉快な思いをしているなど、怒って噛むタイプです。自閉症で、無言語の子どもに多く、自分を噛みます。実際の理解力は、3歳以上だったりします。
三つ目は、落ち着かず、衝動性が高く、知的には1〜3,4歳レベルの子で噛む子がいます。いつも親から叱られたり、叩かれたりしている子がほとんどで、受容されていません。
恐怖心があって、どこか暗い目をしています。「大事、大切」と教えられ、健常の1歳の噛む子が、2歳になると噛まなくなります。知的障害があって噛む子は、大切にされていないので、相手を大切と思いません。受容する、ほめる、衝動性をコントロールできるように、作業・運動などをする、このあたりが、関わりのポイントとなります。
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